さよならケルン

2005年6月23日
コンフェデ杯、日本VSブラジル戦。
早起きして見ようかと思ったのですが、せっかく起きてもたいして見せ場のないちんたらした試合だったらがっかりだなあと思ってスルーしたんですが、こんなイカした試合だったら見ておけばよかった。
そして、今日の仕事を休むんだった。

いや、もちろんそういうシナリオも考えてたんだけどね。
ただ、体調悪そうなフリをして欠勤フラグを立てておくのを忘れてたうえに、昨日は遅番で半日前に元気に仕事してたのに、急に風邪をひくというのは設定的に無理があって断念。

世界王者相手に2-2なら善戦したんじゃないかと。
スタメン使ってきてなかったので、勝てるかもと思ってたんだけどね。
まあ、来年の本番で勝てればいいんじゃない。

竹内真『粗忽拳銃』読了
道端に落ちてたトカレフをうっかりぶっ放しちゃったばかりに、拳銃を巡った騒動に巻き込まれる青年達の話。
登場人物の設定が面白い。「前座の噺家」「売れない舞台俳優」「新進気鋭の自主制作映画監督」「ライターの卵」の4人パーティ。
拳銃を拾ったことでトラブルにはなるのだが、この小説の面白いところはそれを「実弾の撃てるめったにないチャンス」と肯定的に考えること。
銀行強盗を企むのではなく、拳銃を撃つことである者は芸の肥やしに、またある者は映画の題材にとステップアップの道具として健康的に使ってる。
最終的にはヤクザとガンオタを巻き込んだ銃撃戦になるんだけど、この辺りもうまくコメディタッチで貫き通し、最後まで文章が乱れてないところがポイント高い。
タイトルが物騒なのでハードボイルドと勘違いしてたんだけど、いい感じの群像劇に仕上がってます。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索