ほんとに風邪ひいた

2006年3月30日
昨日、やむにやまれぬ事情で休んだわけですが、
なんだか喉が痛くなってまいりました。
風邪の前兆です。
気力を振り絞って出勤。
俺、マジ会社員の鑑。

原因は夜遅くにストーブもつけないで赤どこやってたからだと思うんだ。
ラビィ。
 

ああ、成分解析もしてみたよ。時流に乗って。

本名
72%は歌で出来ています。
11%は魂の炎で出来ています。
8%は根性で出来ています。
7%は花崗岩で出来ています。
2%は鉄の意志で出来ています。
…水分と同じぐらいに歌。
歌を取ったらアミノ酸ぐらいしか残らないのでパセラ行こうぜパセラ。
ちなみに、HNで解析したら実にむなしいことに。
 

楡周平『再生巨流』読了
優秀だけどスタンドプレイに走るので彼の立てた企画の後は死々累々。
そんな評価を下されて、新しく設立された新事業の開発部へ部長として異動させられたのが主人公。
半期で4億円の新規事業を企画しろという無茶な指示で、失敗すれば閑職に吹っ飛ばされることが間違いなし。
利益は上がり続けているが頭打ちが間近な大手運輸会社を舞台に、主人公は起死回生の一手を打てるか否か、ってのがあらすじ。
文具通販のビジネスモデルに目をつけて、運送業と組み合わせて新しい事業を生み出そうって話が延々と500ページ近く続く。
人物描写はなおざりで、とにかく新しい業態の話が中心。
それでも最後まで読ませる構成力と、新事業の着眼点は素晴らしい。
実際にカカクコムあたりがやってたり、やりそうだったりする話ではあるんだけどさ。
典型的なビジネス小説なので、しちめんどくさい話が嫌いな人は読んじゃダメ。ある程度運輸業界に興味がある人は、間に受けない程度に読んでみてもいいかも。もちろん業界知識がない人でも読めるように丁寧に書かれてるから怖がる必要はなし。
著者はクライムノベルで有名な人だけど、こういう話もうまいなあと思った。

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