決戦前夜

2006年4月5日

明日から予算関係の電話が増えるみたいなんですよ。
担当になったばかりなのに、胃が痛くなるような質問をバシバシ浴びせられる予定。
今日も収益関係の質問で忙殺されて、なんだか盛り上がってまいりました。
モチベーションは下がる一方だけどさ。
　

新堂冬樹『砂漠の薔薇』読了
我が子を超難関の幼稚園に入園させたいお受験ママグループに、仕方なくというかなんとなくというか加わっている冴えない主婦が主人公。そりゃ主人公も娘を幼稚園に入れたいんだけど、グループの他の奥様方は旦那が弁護士だったり銀行の支社長だったりないわゆるマダム。
ついでにその中のリーダー格があれこれアドバイスという名の口出しをする子供の頃からの幼馴染で、主人公はすっかり劣等感の塊。
狂気にかられた主人公が迷走というか暴走して、ついにはその幼馴染の娘を手にかける。そんな話。
救いも何もあったもんじゃない。
文体がどうとか構成がどうとかじゃなくて、こういう話はノーサンキュー。
幼稚園受験を控えた方に、ぜひ読んでいただきたい一品。