転がり落ちた地

2006年9月6日
上司Aが休み。
俺「これで明日DVDが返ってきたら、やらかしちゃったってことですね」
上司B「間違いないね」
ああ、やだやだ。

佐藤賢一『女信長』読了
織田信長は実は女だった、という設定の仮想時代小説。
信長を女性に仕立てあげると、覇王とも天魔とも言われ恐れられた信長の心情が実にうまく説明できるものだと感心しきり。
気鋭の西洋歴史小説の書き手である著者の、冒険ともいうべき試みであると高く評価したい。
まあ、実際に面白いのは桶狭間ぐらいまでで、後は浅井長政や明智光秀に恋焦がれる中年女性の話になってるので正直盛り上がりには欠けたり。
戦国時代好きな人は読む価値あると思いますよ。
好きな人ほど面白いと思う。
俺は最後まで「利家とまつ」の反町信長が頭から離れず、柴田勝家に股を開くシーンなんざ読んでて失笑せざるを得ませんでしたよ。

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