契約更改・その後

2006年9月8日
いつも他所で仕事している部長がやってきて、うちのリーダー陣と会話。
部長「前回の評価、みんな良すぎたから今回は厳しくね。鬼のように」
実力主義とか業績給とか成果評価って、全部比較対象があってのものなんだよね、当然のように。
一切れのパイをみんなで競い合って切りあうわけで、俺は今回頑張ったから多めに貰ってよいと。
でも、パイの大きさそのものも当然可変なんだよな。
年功序列よカムバック。
って、無理か。
日本で成果主義を提唱し始めたのってうちの親会社だって話だしな。
まあ、お給料はそこそこでも、アニメ見てゲームできる時間がコンスタントに貰えれば、俺はそれなりに幸せです。
 

手嶋龍一『ウルトラ・ダラー』読了
9.11同時爆破テロのNHKの中継を覚えていますか。
中継の最中、片手が常にふらふらと挙動不審に動いていたアナウンサーがいたじゃないですか。
NHK報道のエースと揶揄された彼は、実はワシントンの支局長。
そんな彼がNHKを辞めて、フリーの軍事評論家として書いたのがこの一冊。
BBCを隠れ蓑としたイギリス人情報エージェントが、国家ぐるみで進められている北朝鮮のドルの偽造プロジェクトを調査するというのがざっくりとした内容。
偽造のための精巧な印刷機を作るために日本から熟練印刷工を拉致った過去から始まって、実用テストに使うための検知器を入手したり、作った偽ドルで核ミサイルを買ったりとかそんな物騒な話が繰り広げられます。
専門家ならではの知識がふんだんに取り込まれてて、読む人が読めばリアルなんだろうけどね。俺はよくわかんないから加点はなし。
むしろ、ご都合主義的な話の展開が妙に鼻についた。
エンタテイメント小説としての完成度は低いね。正直つまんない。

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