手羽先はえらいよ、うまいから

一昨日の日記で触れた新卒の女の子を残し、上司と飲みに出かけました。
いや、こっちは一月前から決まってた話だしな。
先日の上司の結婚式二次会に呼ばれた部署の同僚が集まって夫妻を肴に手羽先を食う会、と見せかけて面子で唯一独身の俺をいじりたおす会でした。
まあ、そこまで酷くもなかったけど。
あれこれ言ってもらえるうちが華なので、とりあえず一人暮らしはしたいなあと思いました。

------------------------------------------------------------
和田竜『のぼうの城』読了
本能寺の変から数年後、小田原の出城である忍城が舞台。
小田原攻めの一環として、その忍城を攻略するために豊臣秀吉が総大将に抜擢したのは、いまだ武功のない石田三成。
寄せ手の二万に対し、忍城を守るはわずか五百人。
城主は豊臣側に内通するために城を抜け出し、残された兵を率いるのは領民から面と向かってでくのぼう呼ばわりされる「のぼう様」こと成田長親。
史実上、小田原攻めで唯一落とせなかった忍城の開戦から終戦までがいきいきと書かれた架空戦記。
もともとは脚本として書かれて城戸賞を受賞し、映画化を前提として小説化されたうえに直木賞候補になるという綺羅星のような作品だけあり、あまり戦記物を読まない俺でも楽しく読めました。
実際、登場人物のキャラが立ってるので歴史にうとくてもわりと大丈夫です。
甲斐姫萌え。